メニエール症候群の98%は首が原因 (自らの体験) |
メニエール病は、内耳の障害、自律神経の異常などが元で起こるといわれていますが、実際のところ、はっきりとした原因は分かっていないようです。
「メニエール病は完治しない」と言われてきましたが、本当に治らないのでしょうか?
実は、本当のメニエール病はごくわずかで、多くの治らない症状の本当の原因は別にあったのです。
それは、首が原因の血流障害だったのです。
なぜ、そんなことが言えるのか?
それは、なにを隠そう、私自身が重症のメニエル症候群で12年間も悩み、そして、それを解決できたからです。
はげしい回転性の眩暈、顔面蒼白、流れるような冷や汗、酷いはきけ、耳鳴り、嘔吐・・・・・ |
これらのつらい症状は、病院でメニエールまたはメニエール症候群と診断され、沢山の患者さんが苦しんでおられますが、治療の甲斐もなく一向に改善しない人がほとんどです。
私自身も、病院で処方された薬をはじめ漢方薬やサプリメントを試しましたが、多少は良いかなと思うものの、完治はせず、思いがけない発作に悩まされ続けました。 ・・・わたしの母も老年期に入りがけの頃、メニエールと診断され、とても苦しんでおりましたので、遺伝かな?・・・と半ばあきらめかけておりました。
しかし、ある時、軽い発作が出かかったのですが、首に違和感を感じたので、それを回避しようと、さまざまな姿勢をとるうちに、突然、スー・・・と発作が止んだのです。
しめた。これで発作から開放されると喜んだのですが、その動作で回避できる発作は、程度の軽いものだけでした。ともあれ、姿勢で発作が回避できるということは、整体士である私にとってとても大きなヒントでした。つまり、その姿勢で緩んだ筋肉が、メニエール症候群と呼ばれている症状に大きくかかわっていること、そしてその筋肉を緩めることにより血流とリンパの流れが回復し、めまいが止まることを突き止めたのです。
メニエール症候群と呼ばれている症状は上海推拿(気功整体)で治ります。 |
首コリにより硬くなった筋肉は、首を通る自律神経を圧迫し、交感神経と副交感神経のバランスを崩します。
その結果、上記のような辛い症状を引き起こすのです。パソコン作業などのデスクワークや長時間同じ姿勢を続けることからくる首こりの場合は、首の筋肉だけでなく、その原因となる肩甲骨周辺も緩める必要があります。特に「肩甲挙筋」などのインナーマッスルは、場所が深いだけに“気”を用いた特殊な手技が必要です。これらの症状は、上海推拿を施術することにより著しく改善します。
なぜ、上海推拿で治るのか?。 |
東洋医学で重視するものに「気・血・津」という考え方があります。
すなわち、“気”は“血”の父であり、“血”は“気”の母であるというものです。“津”とは“体液”であり、“リンパ液”も含みます。
“気血”が旺盛に流れることにより、リンパの流れも整うということです。
メニエール症候群の原因が過剰なリンパ液とするならば、推拿の施術により、“気血”の滞りをなくすことは“リンパ液”の流れを正常にすることであるとは容易に推察できます。
メニエールの発作に伴って、噴出すように流れる“冷や汗”はとても不快なものですが、まぎれもなく“溢れたリンパ液”です。
この苦しみは体験者で無いとわからないかもしれませんが、(^_^;)
何回の施術で治るのか?。 |
個人差があり、一概には言えませんが、概ね4〜5回の通院で、発作が出なくなるものと思います。
コリが原因ですから、その後も首・肩・背中を柔らかく保つ必要のあることはもちろんです。
「一病息災」といいますが、体を柔らかく保ち、メニエール症候群を改善することにより、冷え性や便秘などの血流障害とも縁が切れますので、「一石二鳥」と言えるかもしれません。
当整体院について |