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前世療法Past Life hypnotherapy

前世療法

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 前世療法とは、退行催眠という手法を使って、療法士の催眠誘導により、意識を特定の一点に集中させ、誕生以前の過去世の記憶にアクセスする療法です。
クライアントの身体が十分にリラックスし、トランスに入ることにより、忘れていた昔(前世)の記憶が蘇って来ると言われています。(後述しますが私自身は懐疑的です。)
複数の前世記憶から選択することも可能です。
それを思い出すことによって、不安症を軽くしたり、トラウマを取り除いたりすることができます。クライアントは自分の催眠中の体験を全て認識し、療法士の言葉に応じて、自分の意志で意見を述べたり、批判したり、自らの記憶を確認することが出来ます。
 催眠の技法としては、比較的簡単なレベルなので、数日の講習を受けた程度の初心者療法士でも、マニュアルどおりに行えば催眠自体は十分に通用するので、人気が殺到したものと思いますが、催眠深度は記憶支配レベルになりますので、実際に“前世”と言われるものにアクセスできる人は30%程度です。ですが、多くの被術者は「私は間違いなく“前世“を見た。」と主張されます。
 ほとんどの心理学者は、「それは潜在意識の作り出した幻想で、前世ではなく、幼児期の記憶や本や映画等のシーンをつなぎ合わせて創造されたものだ。」と主張していますし、私もそう思っています。事実、催眠下ではとてもイメージ力および想像力が高まるのです。ですが、過去のクライエント様の中で「実際に前世を体験しなければ語れないと思われる事象」を語られる方が数名おられました。したがって、“前世の体験”には懐疑的ではありますが、この方々が述べられたことは“信じざるを得ない”と思っています。前世療法自体には、精神安定作用があることは確かですので、あえて否定するものではなく、「数ある療法の一つ」と捉えればよいものと思います。


前世は本当にあるの

 @前世療法は世界中で広く行なわれていますが、心理学においては正統の心理療法と認められておりません。現代医学も心理学も基本は「唯物論」ですから、前世そのものを認めないのは当然かもしれません。正統な科学者・正統な精神医からはもちろんのこと、それに準拠しようとする正統を自認する催眠療法家からも、批判を受けているようです。

 Aまた、「前世の記憶ではなく、幼少期の無意識の記憶や外部から得た知識ををつなぎ合わせてイメージを合成しているのだ」と主張する専門家が多いのも事実です。
 
Bそれとは別に、(前世が有るか無いかにかかわらず)「退行催眠自体が、心を開放する手段としてとても有効である」として、積極的に行う専門家もたくさんいます。
 
 C日本をはじめ、東洋では、宗教的観念として輪廻転生は当然のように受け入れられていますから、これまた当然のように前世は存在すると主張する人たちも大勢います。

 結局のところ、語られる前世が存在した証明が難しいと言うことで、Bが前世療法を行う療法家の根拠となっているようです。
 ところで、先日、以前フジテレビ放送されたという、岐阜県の稲垣勝巳氏(元学校教諭)が行われた、前世退行のビデオを見る機会があったが、内容は江戸時代、群馬県の渋川村で生きたタエという少女の人生の記憶を蘇らせたというもので、天明3年(1783年)の浅間山大噴火で、「人柱」となって死んだ少女「タエ」の記憶を思い出しながら語るものであった。稲垣氏は、タエの事例において、非常に綿密に調査を行ない、それが史実と高率で符合し、また里沙さんはそれらの事柄を通常の方法で知った可能性がきわめて少ないことを明らかにしたと言われ、スタッフがそれを検証したものであったが、ビデオで見る限り信じざるを得ない内容でした。
 
 私自身は、前世の有る無しを一歩進めて、「この世は、あの世の影である」と感じており、現世にいる私自身の本体はあの世にあると考えております。もちろん、不肖者の考えですからそれを押し付けるつもりはありませんが、Bの「退行催眠自体が、心を開放する手段としてとても有効である」を拠り所として施術を行っています。


     

前世療法の歴史

 前世療法は、アメリカで発祥しました。 米国における前世への関心は、エドガー・ケイシーのリーディングや、1956年のバーンスタインによるブライディー・マーフィー事件(退行催眠による輪廻転生の真偽論争)によって先鞭がつけられました。 また英国人研究者アレキサンダー・キャノンによる退行催眠は、「過去世療法」として人々に知られるようになっていました。(1970〜1980年)
 そうした土台の上に、ニューエイジ運動が到来し、女優シャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』『ダンシング・イン・ザ・ライト』が出版され、世界的大ヒットを飛ばすことになったのです。

(このシャーリー・マクレーンの前世譚は、後にチャネラーの創作であったことが暴露され、彼女自身もそれを認め謝罪することになりました。

 1980年代後半から、ブライアン・ワイスによる『前世療法』がベストセラーとなり、多くの欧米ニューエイジャーの前世探しに火をつけることになりました。アメリカは圧倒的にキリスト教徒が多い国ですが、キリスト教は、仏教とは違い、死んだら天国へ行くものとしい、生まれ変わりを認めていません。それなのにアメリカのある調査によると、現在国民の1/3以上にあたる、9千万人の人が輪廻転生を信じているそうです。 しかもこうした支持は増大する方向に向かっているそうです。

 日本にもこの退行催眠による前世療法が波及し、退行催眠を行う療法士(セラピスト)が徐々に増えています。今や日本人の中にも、退行催眠によって前世を知りたい、前世のカルマによる病気を治すために前世療法を受けたい、と願う人が急増しています。霊的な事柄に関心のある人々は、退行催眠は、前世を知る最も強力で確実な方法であると考えるようになってきています。


過去生をどのように思い出すのですか?

 催眠は、心の秘密を強制的にしゃべらせるものではありませんし、記憶を無理やりに創作させることでもありません。過去生の思い出し方もさまざまで、映画を見るように自分の過去生を観察する人も居ますし、登場人物の中に入り込んで感情的に反応したり、実際に物音が聞こえたり匂いを感じる場合もあります。 
 療法士が催眠中の記憶を消す指示をしない限り、被験者は催眠から覚めた後にも催眠中の体験を全て覚えていますし、本人が中止したいと思えば、いつでも自分の意志で催眠状態から抜け出すことができます。 したがって、深い催眠状態で自分の過去生を次々と思い出している最中でも、クライアントは、療法士の質問に答え、普段の言葉で喋り、思い出している事柄の場所や時代を知ることができます。
 例えば、過去生の中で、関が原の戦いで合戦をしている自分を発見したクライアントが、その過去生の中に、過去生でも知り合いであった現在の知人がいることを発見したり、その過去生で使っていた武器を現在の武器と客観的に比較したり、当時の年月日を詳しく述べたりすることができるのです。 つまり、過去生という映画の観客であると同時に、主人公でもあり、その映画の批評家でもありうるのです。


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